嘘をついてしまう人の心理と克服方法5ステップ
大抵の場合は、必要に迫られて仕方なく嘘をついたり、嘘をついたらどうなるのかを考えて嘘を付くことが多いです。
本来、人は嘘は付きたくないのです。できれば、正直に生きていきたいと、思っています。
では、なぜ?!嘘を何度も繰り返し付いてしまうのでしょうか。
嘘を付く人の特徴
- 嘘を付くことに抵抗がない(人を騙そうとか、他人を傷つようとかすために嘘をついているわけではない)
- 自分を正当化したい(自分の間違いが分かっていても正すことが難しく自分の言動が正しいと主張する)
- 自分の失敗を隠す(他人や環境のせいにする)
- つじつまが合わない(会話につじつまが合わないことがある)
- 嘘が日常化(矛盾や他人から指摘されたも説明してごまかす)
- 悪気がない(些細なことや、嘘つかなくてもいいことまで嘘をつく)
- 噂を広める(言ってもいないことをあの人は○○と言っていたと広める)
- 自分の都合良く解釈する(嘘に嘘を重ねる)
心理
自覚がない
本人は嘘を付いている自覚がない=罪悪感がない
虚偽性障害 「病気なフリをする」
虚言癖=どうしても嘘をついてしまう性質。嘘をつくことがクセになっている。
自己顕示欲が強い
実力が伴っていないのに、自分を大きく見せようとして嘘をつく
自分を守るため
いじめられないために嘘を付く、親の注目を浴びたい気を引きたいので嘘を付く
怒り
怒られることに対して異常に反応し恐れる。過ちを告げて許してもらえないと思っている
嘘を付く原因
親が嘘をつく
人は誰しも多から少なかれ嘘をついたことがあると思います。それは、その場を丸く収めたりするためだったり、人間関係をスムーズの行う上でのお世辞的なものとして使うこともあります。
しかし、子育てにおいて子どもには「正直に言いなさい」「嘘はいけません」と、教えながら育てますが、親自身が嘘をついていると、子どもは矛盾を生じながら大きくなる。
親の嘘とは、他人を傷つけるような大きな嘘ではなく些細な嘘。「良い子にしていないと鬼が来るよ」「言うこと聞かない子は置いていくよ」など、何気ない嘘。
矛盾を生じながら大きくなると他人に対する信頼感が分からなくなってしまうのです。その結果、自分も嘘をつく確立が高くなり、ネガティブな感情(罪・恥)に囚われやすくなる。そのため、周りからの攻撃に弱くなってしまう。恥ずかしいから新しい事に挑戦ができなくなってしまう。
自己中心的な考えになってしまって、他人を操ろうとしたりする。
厳しいしつけの環境で育った
失敗が許されない。「今度のテストで良い点数をとりなさい」など、努力している過程を褒めるのではなく、結果だけで善し悪しを判断し評価されながら育つ。どんなに頑張っても認めてもらえなかったりすると、怒られる事に極端に恐怖感があり怒られることがら逃げようと嘘をついてしまう。また、謝っても許してもらえなかったり、決めつけの言い方で気持ちやなぜこうなったかの経緯や考えを十分聞いてもらえなかったりすると、自分の考えや謝っても理解してもらえないと嘘をついてしまう。
・構って欲しい
周りから注目をあびて、認めてほしい。うらやましがられたり、目立ちたいとも思っています。孤独やさみしさを埋める為に嘘をつくのです。
・プライドが高い
できない自分を中々受け入れられない。周りの方が自分より優れているから自分は見下されたり、馬鹿にされることを極端に嫌うため見栄をはる
・隠したいことがある
大きな秘密。その秘密をばれたくないので、その秘密を隠そうとしているうちに嘘が嘘を呼び、延々と嘘をつき続けなくてはいけない状態になってしまう。
見抜く
100%見抜くことは難しい
ちょっと怪しいと思ったら警戒するしかないです。
特殊な訓練を積んでいない限り見抜くことができるのは約50%と半分くらいなので、コイン投げの確立とほぼ変わりないのです。
嘘を付こうとすると2つの行動が増える
説得行動と回避行動
話す内容に注目する
話す時間がいつもよりも長くなる。
細かく話す。
「実は」「正直」と前置きを付ける。
「楽しい」「喜ぶ」とポジティブな感情で乗り切ろうとする。
「~こう思う」「~だったと思う」と、曖昧な言葉を使う
一人称が少なくなる。他人の目線からの説明になり、距離を置く。
回避行動
人を騙していると分かっているのでそこから逃げたくなります。