インナーチャイルドを癒やす6日目【親離れをする】
さて、インナーチャイルドを癒やす5日目で自分の気持ちを素直に親に伝えることができましたか?
これまでのあなたの考え方のくせは、親からのルール言いつけを守って土台が出来上がりますが、これは10才までです。
その後私達は、自分の意思の元決断をしています。
しかし「親のせい」「周りのせい」「環境のせい」にしている人いませんか?
発達課題でアイデンティティが獲得できずにいると、はじめて教わった考えに沿って物事を決めていることになります。
自分はこうしたいのに、こう言われたからこう教わったからとルールに縛られるのです。
ここではこのルールの切り離しをします。
自分の人生は、自分自身の選択によって決定することができる
今している仕事も、結婚も、パートナー選びも、何もできないと嘆いている自分も全て自分の選択によって決定したものです。
目の前の問題を自分の問題として捉えているかで今後の人生が大きく左右されます。
ルールの切り離し
どんなルールが自分を苦しくさせていたのかを知る。
他人の言動を見てイラッときたり、それは許せないと思う瞬間はありますか?
このルールを守っているために、他人がそのルールを破ったときに自分はルールを守っているのに、なぜ君は許されるのか?!と、葛藤がはじまります。この葛藤が苦しい原因となります。
守った方がいいけど必ずしもそうしなければいけない訳ではない。
なぜなら、そう教わらない人もそこに価値を持たない人も存在するからです。
どっちかの白黒思考ではなく、時と場合や臨機応変のグレーゾーンが存在します。
分離
親は親、自分は自分の考えがある
最終的の決断をし責任をとるのは自分。
目の前の問題に対して、「誰が最終的の決断をするのか?」を考えたとき、その答えが自分であれば自分の責任によって選択できるということです。
EX)人に自分の意見を言ってはいけないというルールを守っていたとします。
人から意見を求められた時、「言ってはいけないと親が言うから」言わない。を選択すると、後からなんで意見を言わないんだと責められても「だって、親が言ってはいけないって言うから」と、親のせいにしてしまいます。
一方
人から意見を求められた時、「自分だったら」こう言う。を選択すると、あなたと意見が違うと言われたとしても、あー違った意見もあるのかと考えの幅が広がります。
つまり、答えは1つではないと言うことです。
「親は親、自分は自分の考えでいいんだ!!」と、思えたときはじめて親離れができ親に感謝の気持ちが芽生えてきます。