インナーチャイルドを癒やす5日目【傷ついた子どもVS親】
インナーチャイルドを癒やす4日目はどうでしたか?
小さいあなたが「かけて欲しい言葉」や「して欲しいこと」は聞けましたか?
つらい思い
子どものころのつらかった経験を思い出しその時の気持ちを両親に伝えることで、あなたの心の奥底に眠っている感情を呼び覚まし、マイナスな感情を開放していく作業になります。
インナーチャイルドを癒やす4日目であなたに伝えた話はなんでしたか?
気持ちを伝える
親を許せない気持ちの中には実は「自分を許せない」気持ちが存在します。
手紙に親に対する思いを全て書き出します。
親との対決
親に直接伝えます。
※直接言えない方は、電話やお墓の前で伝えます。
僕が、6才の時お兄ちゃんだからと弟ばかりをかわいがった。僕はとても寂しい気持ちがした。お兄ちゃんに産まれてこなかったら僕のことをかわいがってくれた?
とても寂しかった。
あれもダメ!!これもダメ!!と、弟はなんでも好きなことをできたのに。なんで、僕だけ許されなかったの。いつも否定されていてつらかった。もっとやりたいこをやらせて欲しかった。
自分の思いのまま親にぶつけます。
これは、とても勇気がいることです。親にこんなこと言ってはいけないという思いや会いたくない、言ったことで何が変わるの?と戸惑われるかも知れませんが、このブレーキを外すことで自分の中の本当の5感や感情が高まり新鮮な自分へと導かれます。
親子の間で言ってはいけないことはないですし、親を困らせたり悲しませたくてする行為ではありません。自分の中の小さい傷ついた子どもを癒やすためです。
自分の気持ちを伝えることが何よりも大切なことです。
親の反応
自分の気持ちを伝えると親の反応は3パターンになりますが、自分の気持ちの整理のため、これ以上傷ついた子どもが暴れないための行為なので親の反応は期待しないでください。
キョトンとする
「あなた何言ってるの?」こちらが必死で伝えても「そんなことあったっけ」と本人は何も覚えていない、何が悪かったのか分からない。
大げさ
「そうね。親(私)が悪かったのね」と、その場しのぎでごめんと謝る。そんなに怒らないでと慰めるつもりで言う。
反撃
「親に向かって何様なんだよ」と、猛攻撃をしてくる。自分の非も認めず相手の気持ちを受け止めることもせず、親子関係を上下関係にしかみていない。
思わぬ反応が返ってきますが、「今日だけは言わせて」と、自分の気持ちを冷静に伝えましょう。
親に言うだけで気持ちが楽になります。
親を許すことは、すなわち自分を許すことなのです。
親もまた完璧な人間ではないので、過ちも犯すし、非を受け入れがたいこともあります。お互いに成長し続けるということです。
その後
勇気を出してせっかく伝えたいことを言ったのに、親の反応がいまいちだった。
逆に怒られた。なんてことも、親の反応はそれぞれになります。
言った人よりも言われた人の方が後々まで心に残っているものです。
「前にこう言われた」と、言っても当の本人はそんなこと言ってないと、覚えてないものです。
覚えていたとしても、あの時はこうするしかなかったんだ、、、と言い逃れをします。
しかし、ここでの目的は親に謝ってもらうことでも、自分の辛さを理解してもらう為にすることではないということです。
これ以上、インナーチャイルド・傷ついた子どもが暴れて生きづらさを感じないようにするためです。
実際、伝えたかったことを伝えてみてどうでしたか?
自分はこんなに苦しかったのだ!と再認識したり、本当の気持ちに気付いたのではないでしょうか?