泣けない原因と3つの涙活【自分の感情が分からない】
もう、ずっと涙を流していない。
涙を流すことは心にも体にも大事なことなのに、泣くことを忘れてしまった。
泣くことはストレス発散になるが、悲しいのに泣けない。
涙の意味
ストレス発散には人それぞれ違いまた方法もいくつもあります。
その中で人は泣くことで気分がスッキリします。
人は嬉しいことや悲しいことがあると泣きます。感情によって自律神経が刺激され興奮状態になると涙が出ます。涙によってストレス物質を体外に発散しているからです。
日本人は泣くなどの感情表現をあまりストレートに出さない人が多くいるためストレスをのコントロールが上手くできない要因の1つにもなります。
特に悔し涙は、悔しときに心に溜めず泣くことだリフレッシュするのに効果的です。
女性が泣く理由は、「悲しみ=50%」「喜び=20%」「怒り=10%」となります。
涙の成分も感情によって変わる
怒ったときは水分量が少なくナトリウムが多く塩辛い
悲しいときは水分量が多くナトリウムをあまり多く含まず、止めどなく流れます
心の調和
涙を流すことは心身にとって大事なことだけど、これができないと体に異変が起きることもあります。
泣くことはストレスから身を守り、自律神経のバランスを整えてくれます。
健康のバランス
悲しい、怒り、辛い、の感情を表す涙。この状態が長く続くと、めまいや発熱、不眠、食欲不振の症状がでる
陥る罠
本当は泣きたいのに泣けない。
大人は泣いてはいけない
自分の感情を表に出してはいけない。悪いことだと思い込んでいる。
泣くのは弱虫
泣くことを許してもらえなかった。
泣いても解決しない(意味ない)
悲しい、辛いなどの感情を誰かに受け取ってもらった経験がない。
小さいときに、感情を否定されて育ったので、「泣く」ことが悪いこととしてインプットされている。
泣けない原因
泣き方が分からない
泣いてはいけないという思い込みのせいで、ずっと自分の感情を抑え泣かないでいると、いつしか泣き方がわからなくなってしまいます。自分の精神状態を把握できないため自分はまだ頑張れる、泣いてもしょうがない、など自分自身に泣くことを許してあげられないのでコントロールが難しくなってしまうのです。
心のバランス
こころのバランスをとるために無意識に働くメカニズム。本来の自分の感情や欲求に対して切り離してしまう。凄い悲しい話をしていても、凄い辛い出来事を語っていても1滴も涙が出ない。話しているときも抑揚がなく、思い出しながらも起こった事実のみを話、感情が一切現われない。話しているときに自分自身で感情を感じないように無意識に追い出してしまうので、辛さや悲しみを感じないようになってしまうのです。
共感力が弱い
相手の気持ちを感じる、理解する「共感力」が弱い。相手の立場に立って考えることが難しいと、映画や小説を読んで泣くことができない。
涙活
①「悲しい」気持ちを認めてあげる
悲しいなどの感情をしっかり認めて感じてあげる。感情は必ずピークがありますので、段々悲しい気持ちが高まりピークで本当に辛かった、悲しかったんだと、認めて感じてあげることで少しずつ落ち着いてくるので、しっかり感じることが大切です。
泣くことは悪いことではない
決して弱いからでもなく、人にはごく自然に備わっている感情の1つです。
②人前で泣かなくてもいい
人前でいきなり泣くのは難しいです。プライベートな時間に泣く練習をする。
③小説を読む
映画を観たり、小説を読んで「共感力」を鍛える。悲しいシーンや辛い場面で、涙の機会に触れてみる。「この人どう思っているのか?」「なんでこんなことしたのだろう?」と、考えてみる。
理由もない涙
突然涙が出てしまう
・仕事中なのに急に涙がでてしまう。
・車の運転をしていて訳も分からず涙が溢れだす。
特に理由もないのに涙がでてしまうのは、メンタルの危険サインかも、、、
この期間が2週間以上も続いてる場合は、専門家に相談をお勧めします。
しかし、理由もないのに涙が出ると思っていても実は理由があるケースもあります。
自分がストレスを感じてるときは直近の出来事から~と考えることが多いのですが、日頃から自分の感情に気付きにくい人は溜め込みやすい(溜めていることも自覚がない)ので、いつのストレスなのか分からない。数ヶ月前の出来事が現在のストレスになっていることもあります。いつのストレスか分からず、なぜストレスになっているかも分からないので体が教えてくれているのです。涙として自分にもう限界に近いですよとサインが出ています。
自分の感情が分からない、気付きにくい人は、自分の体に注意を向けてあげることで心身のバランスが整っているのか知ることができるようになります。