完璧主義【少しのミスも許せない人の特徴&4つの解決方法】

自分を大切にする

完璧主義の特徴&4つの解決方法

自分の理想を追い求めることはとても素敵なことです。

しかし、完璧主義がゆえに生きづらさを感じている人もいます。 

完璧主義の人は年齢を重ねれば重ねるほど人生でミスが増えていきます。
それは、
不安・嫉妬・怒りのネガティブの感情に襲われやすくなります。
そして、ネガティブの感情によってメンタルが弱くなってしまうのです。

完璧主義の特徴

□理想が高い
□真面目
□執着気質
□根に持つ
□白黒思考
□気にし過ぎる
□「こんなことじゃダメ」が口癖
□少しのミスも許せない
□ちょっと間違えたら、最初から全てやり直ししたい 

ネガティブの感情が多いと計画的な行動ができなくなります。

それは、わざわざ自分が不利になるような言動をとり、コツコツ努力ができなくなってしまうからです。

完璧主義は自覚が必要

完璧主義の人が完璧に至ることは無いです。

SNSの普及により他人と簡単に比べることができます。
他人と比べることで、自分はこのままではいけないと思ってしまいます。
自分が理想とする生活をしている人が目に飛び込んできて、自分と比べて自分も完璧にしなくてはならないと思ったり、他人の失敗がニュースに出回り自分が非難されることに恐れ、失敗してはいけないと必要以上に感じ完璧主義を加速させてしまうのです。

完璧主義自覚していない?

習い事、旅行いったり、運動するとき、など何か新しいことをやるときを思い出して下さい。

こんなことないですか?

□全部、準備してからじゃないと心配で準備で終わっていまうことがある

□道具を全部揃えてからでないとはじめられない

□全部、分かってからでないと恐い

□条件が揃っていないと動けない

これは完璧主義になっています。


完璧な人と完璧主義の人は違います。

完璧主義な人はミスが恐いので、ミスがない状態を求めるあまりプレッシャーが極端に強くなってしまいます。通常のプレッシャーはモチベーションを上げてくれたり、物事を良くしようと計画や方策を考えるのに役に立ちます。が、プレッシャーが強くなりすぎるとメンタルが弱くなったり、ストレスが溜まったりして行動に移せなくなってしまいます。

完璧主義の影響


失敗を極端に恐れるので挑戦することに対してとても抵抗を感じてしまいます。少しのミスで凹みやすいので、これでもうおしまい、できない自分は情けない恥ずかしいと思います。また、挑戦や努力をしなくなるのは、どうせ、失敗するなら、新しいこともしないでみんながやるような簡単な事だけしようと思ってしまいモチベーションが下がってしまうからです。
 
✔ネガティブの感情に振り回される

✔誠実性がなくなってしまう

✔物事をコツコツできない

✔人生で失敗が増える

✔メンタル疾患になりやすい

✔以上に、失敗を恐れる新しいチャンスを逃す

コツコツ物事を進めることができないので計画性が無くなり、目標達成までたどり着かなくなってしまいます。
より、失敗が恐くなって、新しい事にチャレンジできなくなってしまいます。
新しいことに恐れてしまい時代の変化についていけなくなってしまいます。
さらに、ネガティブの感情に振り回されてしまって大きい仕事が出来ず、手短な仕事しかやらないのでいつになっても現状が変わらないのに、自分はもっと評価されるべきなのに、もっと完璧な人間なのに、もっと自分のことを分かって欲しい、自分の適した所にいかなければと、現実味のないものに追い求めてしまって苦しくなってしまうのです。

完璧主義の原因

自己中心的

自己本位な完璧主義。
自分の内面から自分は完璧でいなければいけない、理想的な私でいなくてはいけないと思うことです。

ネガティブの感情に非常弱いため、他人にもネガティブなことを言われると凄く気にしてしまう。
自分がみんなから評価されて「良い人」「完璧な人」と、思われてなくてはいけないと思うあまりネガティブの感情に振り回されてしまいます。

社会規定

社会的完璧主義。
他人の要求するレベルや基準に合わせようとする完璧主義です。
プロはこうあるべき、親はこうあるべき、子どもはこうあるべき、先生はこうあるべき、と他人や社会が要求している完璧さに自分がなろうとすることです。他人・社会が要求する基準に合わせなくてはいけないと思うことです。


他者思考

他人に完璧を求める完璧主義。
非現実的レベルのあり得ない完璧を要求する人です。
お客様は「お客様様」と考えるクレーマーの人にあたります。人にこうあるべきと、少しのミスも許さなかったり、それはおかしいと屁理屈を言ってしまう人です。



自分が理想の人間になりたいと思って努力するのは大変素晴らしいことで、失敗も恐れたり自分はこうありたいこう言う人生を送りたいから失敗したくない、自分はこんなところで留まっていられないから頑張る。これは素敵なことです。
しかし、完璧主義で悩んでる場合は、自分が選んだ未来に向かっている完璧ではなく他人から社会から要求されている自分はなりたくもない理想だとも思っていない、そこに何のモチベーションも持たない完璧さが辛く本来の理想の自分を見失ってしまうのです。
見失った他者が求める完璧さには、夢も希望も持てないのです。

完璧主義の解決法

準備の時点で完璧を求めないことがポイントです。

ある程度の準備をしてスタートして、そこから常に改善・改良して進めていく結果、望む目標に近づけることができます。

・準備が出来るまでは行動できない
・今やらない理由を探し先延ばしにする
・失敗するのが嫌だから試すこともしない

これらは、完璧主義を加速させ、自分の成長の妨げになります。

自分が完璧主義に陥っていないか確認する

ありのまま自分手帳の活用法

①毎日、日記を付ける
何をして、何を感じたのかをその日に記入する

②記入するときに、完璧主義の特徴の行動をとっていたか確認する

□失敗することを極端に怖がり挑戦を諦めたことはありましたか?

□辛い・悲しいのネガティブの感情を嫌がり感じないように自分の気持ちをごまかしましたか?

□強いストレスを拒絶しましたか?

□「これで良し」と、現状を一旦受け止められましたか?

□現実から目を背ける(準備してから~今日はできないetc.)先延ばしにしたことはありますか?


③小さい成功(当たり前と思えるような出来たこと)を記入する

④過去に同じことをしたか振り返る

口癖を変える

まっいいか~

こんなもんか~

口癖を変えると考え方も変わります。
失敗した・ミスしたとき「こんなことじゃダメ」と、自分を責める言葉を使うことで、益々自己嫌悪に陥ってしまい、挑戦や新しいことをしよとするモチベーションが低下してしまいます。

「まっいいか~」「こんなもんか~」で、失敗からの学びを見つけ、それを次に繋げる改善策を考えるのです。

小さな成功を受け入れる

ありのまま自分手帳の活用法の③にもありますが、当たり前と思っているこっとでもそれを「できた」と、思えることで他人の事も認めることができます。
小さなミスが気にならなくなり、ネガティブの感情に振り回されること無く客観的に次ぎに繋がる学びを見つけることが容易になります。

・挨拶ができた

・「まっいいか~」と、言えるようになった

・ミスしても、そのまま改善を試みてやり続けた

・新しい事に挑戦した

・今日のする仕事は終えた

・散歩・運動ができた


何気ない日常でもこれらを「できた」と受け入れることです。


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