[承認欲求]自分の行動に対して反応が欲しい認められたい人
承認欲求とは、自分の存在価値を他人に認めてもらい欲求のこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
承認欲求が強い人の特徴
人間の欲求
マズロー 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マズローの欲求段階
第1段階
生理的欲求
身体的・肉体的な欲求。食欲・排泄欲・睡眠欲の人が生きていくうえで必要なこと。これが満たされなければ人が生きていけない。
第2段階
安全欲求
病気や不慮の事故などから守りたい。安全に住めるための家、その為の資金。
第3段階
所属と愛の欲求
社会から受け入れられたい。家族や友人とのきずなを結ぶため、仲間やパートナーを求める。
第4段階
承認欲求
他者から賞賛されたい、評価されたい。尊厳、自尊心の欲求。地位、名誉。
第5段階
自己実現欲求
最高の自分を実現したい。本来の自分らしさを見つけその通りに生きたい。
承認欲求の悪影響
見栄っぱり
自分は凄いんだぞをアピールするあまり、ブランド品を買ったり、おごってあげたり見栄っぱりからの行動をしてしまう
お金がなくなると余計にお金を使いたくなる。
他人による支配になる
他人と自分を比べる。自分よりも劣ってる人と比べることで、自分に過信して成長をとめてしまう。あの人よりましだから、あの人より自分は凄い、あの人よりできていると、思っていると気がついたときには超されていてそのうち追いつけなくなってしまう。
逆に、自分より頑張ってる人と比べると、自分でも頑張ってモチベーションに繋がっているうちはいいのですが、自分より成功している人、お金を持っている人、人気者な人と比べると惨めになる。
承認欲求は必ず他人との比較が入ってくるのです。
完璧主義
完璧以外は意味が無いと考えてしまう。少しのミスとしても許されない。
人と違うことができない。新しいことに挑戦できない
人に認めて欲しい、凄いと言ってもらいたい、少しでもミスをしたら認めてもらえないのではないかと考えてしまうので、相手の評価がきになる。
上手く付き合う
自覚を持つ
自分がやっている行動は承認欲求からの行動だと自分で気づく。
自己顕示欲
周囲の人から注目されたい、自分の発信していることに共感してもらえたり、認めてもらえなかったりしても、注目さえされれば欲求は満たされると考えられます。
「承認欲求」は他者に認めてもらうことに依存していると言えますが、「自己顕示欲」は「自己中心的」な考え、気持ちからの行動になります。
サービス精神旺盛
人の役に立つ情報を提供したり、お手伝いや協力的な意味あいが強いですが、相手が望んでもいないことまでしてしまうとやり過ぎになります。
自分からやりたくてやっているのか、やったことに対して「役に立ったでしょう」「助かったでしょう」と、相手に求めたりしていることに気づきましょう。
克服方法
オリジナルの追求
自分の考えたものに対してお金、時間を使う。
見栄や注目されたいためにお金を使うのではなく自分自身が喜ぶものに対してお金と時間を使う
手帳の活用法
手帳に記入してみましょう
過去の自分と比べる
①昨日の自分よりできたこと
②過去より少しでもできたこと
承認欲求は必ず相手がいます。
相手と比べたり、相手に期待したりしないことで自分とより向き合える
期待
相手の期待や自分自身へ期待し過ぎないこと
自分の思っていた以上の反応があるときは喜びになるが、期待を下回れば攻撃となる。
期待は本来ポジティブにもネガティブにもない中立の感情と言われたいます。この中立の感情が、何と結び付くかによってポジティブにもネガティブにもなりうるので、感情に振り回されないためには、相手の反応に左右されないということになります。